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タイダウン烏帽子型鉄塔

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  河川横断特殊烏帽子型鉄塔  77kV 本栖線No.41烏帽子型鉄塔です。 富士川対岸のNo.40から電線を渡しに更にNo.42で標高が上がるので、電線浮き上がり対策でタイダウン装置が取り付けられています。 通常の懸垂がいし+下部に懸垂がいしを取付て支持します。  ほかには無い形なのでいろいろな角度から撮影しています。  下から撮影、風に吹かれて電線同士が接触しないように間隔を広げています。  No.42から撮影すると高低差がわかると思います。  対岸から撮影すると、電線が上がる途中に鉄塔があることがわかります。  タイダウン装置とがいし部分のアップ。 地形の制約に合わせたとてもめずらしい鉄塔でした。

仙台港の三角門型鉄塔

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  仙台港東線No.25-1・仙台港西線No.4-1  三陸道から見えていた三角鉄塔へ行ってみました、電線接続が変更された為、追加で建てられたようです。  ほかには無い形なのでいろいろな角度から撮影しています。  上空はこんな感じです、電線は154kV仙台港東線と仙台港西線を左右に振り分けていますが三角鉄塔経由なので複雑に見えます。 略図を書いてみました。  三角鉄塔経由の送電線は、それぞれ仙台港東線・仙台港西線の2号で6回線鉄塔の下段に接続されています。

JR東日本(鉄道省⇒国鉄)の送電線その2

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  信濃川送電線  国鉄の前進、鉄道省によって建設された送電線です。 当時は千手発電所から武蔵境変電所までこう長191km、東京電燈(現東京電力)信濃川発電所の発生電力も千手発電所母線から信濃川送電線を経由し和田堀変電所へ接続していたそうです。  また全線を30kmごとに区分して、上長崎・桃野・時沢・岡部・前久保の5箇所に開閉所を設け、かつ桃野と岡部開閉所に遮断器を設けて自動的に故障部分の選択遮断を行っていました。 新潟県内の八箇峠と新潟・群馬県内の清水峠は回線毎鉄塔になり、1回線ずつの別ルートです。  小千谷発電所から千手発電所は戦後増設、上長崎・時沢・前久保の開閉所は廃止で桃野開閉所が現役、岡部開閉所は高崎線電化で変電所に格上げ、千手-上長崎線No.63鉄塔から分岐で上越線電化用で六日町変電所が新設、前久保-武蔵境線No.8で中東京変電所と中東京信濃川線で連絡、武蔵境から新鶴見は昭和14年に建設されています。  今回は、八箇峠の回線毎鉄塔区間を訪れてみたので紹介します。 八箇峠を降りてくる千手-上長崎線    ムイカスノーリゾート付近を降りてくるAルート矩形鉄塔です、硬銅線なので径間は短くなっています。 小栗山付近の千手-上長崎線A55 小栗山付近の千手-上長崎線A56 上の原キャンプ場付近の千手-上長崎線A58 枡形山付近の千手-上長崎線A49 枡形山付近の千手-上長崎線B46 六日町展望台近くなのでアクセスしやすく鉄塔下にも行けます。 枡形山付近の千手-上長崎線A46 r560近くなのでアクセスしやすいです。 枡形山付近の千手-上長崎線A47 これも同じくr560近くなのでアクセスしやすいです。 枡形山付近の千手-上長崎線B45 r560から打ち下ろしで撮影可能です。 八箇峠付近の千手-上長崎線A43 鉄塔が1基無くなっていたので、長径間を支持し高さを稼いでいます。 八箇峠付近の千手-上長崎線B42 八箇峠付近の千手-上長崎線B43 角度が大きいので、ここだけ烏帽子型鉄塔でした。 八箇峠付近の千手-上長崎線B44 八箇峠付近の千手-上長崎線B45とB44 B46鉄塔付近電線下から 八箇峠付近の千手-上長崎線39 ここからAルート・Bルートに分かれています。

黒部峡谷トロッコ電車に乗って鉄塔撮影

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  関西電力の新北陸幹線と黒部幹線・猿飛線 275kV 新北陸幹線(黒部)No.31と新黒部川第二支線No.2? 写真のように新北陸幹線甲線をπ引込みで新黒部川第二発電所と接続となっているようです。 猫又駅停車中の  黒部峡谷鉄道  トロッコ電車からズームコンデジ手持ちで超望遠撮影。 154kV 黒部幹線No.1(猿飛線接続)と275kV 新黒部川第二支線No.1?   黒部幹線は下流にある新愛本変電所と接続、猿飛線は黒部幹線鉄塔を経由して黒部川第三発電所と接続。 275kV 新黒部川第二支線?は発電所送電端から1回線で送り出されますがNo.1鉄塔接続後左右2回線に分岐し、さらに新北陸幹線と接続して新愛本変電所と新黒部川第三発電所に別れています。 トロッコ列車に乗りながら撮影

黒部川のミニ鉄塔2

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  関西電力のミニ鉄塔・黒薙線その2   黒部峡谷鉄道沿いを進む関西電力の11kV 黒薙線です。 とても小さな送電線で、黒薙第二発電所と新黒薙第二発電所の発生電力を新柳河原発電所へ送電しています。  規模で考えると水力発電機起動時に使う 制御装置電源や励磁機電源のための所内電力用と思われます。  今回は黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に乗車して、客車と駅から撮影した黒薙線です。  この鉄塔は朝の2本目の列車に乗って、次の旅客停車駅の黒薙駅へ向かう途中で撮影しました。  サル橋(猿専用吊り橋)付近で揺れる客車内からレンズのブレを止めながらの撮影です。 下部の主脚がKトラス構造なので雪に耐えられるようにしています。 11kV 黒薙線No.24(トロッコ列車客車より)  これはトロッコ列車に乗車した次の日に線路の対岸にある、とちの湯駐車場から超望遠で撮影しました。 11kV 黒薙線No.24(うなづき湖対岸より) 黒部峡谷鉄道黒薙駅ホームから超望遠で 段違い配列の11kV 黒薙線 No.12 この鉄塔では、余った腕金を使用して電線配列を変更しています。

黒部川のミニ鉄塔1

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関西電力のミニ鉄塔・黒薙線その1   黒部峡谷鉄道沿いを進む関西電力の11kV 黒薙線です。 とても小さな鉄塔を使った送電線で、黒薙第二発電所と新黒薙第二発電所の発生電力を新柳河原発電所へ送電しています。  規模で考えると水力発電機起動時に使う 制御装置電源や励磁機電源のための所内電力用と思われます。 11kV 黒薙線No.25 11kV 黒薙線No.26 11kV 黒薙線No.27 11kV 黒薙線No.30

歴史ある送電鉄塔・猪苗代旧幹線と新幹線

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猪苗代旧幹線は、1914年(大正3年)に建設した115kV送電線で猪苗代第一発電所(37,500kW)~田端変電所間を結ぶ227kmに亘る長距離送電線です、雷が多い地区のルートなので架空地線は2条あります。 1944年(昭和19年)には154kVに昇圧され、現在では膳棚開閉所から那須野変電所まで結ばれています。   154kV 猪苗代旧幹線No.333です、懸垂鉄塔ですががいしの浮き上がり防止装置のカウンタウェイト付きです。 154kV猪苗代旧幹線No.330耐張鉄塔と猪苗代新幹線No.199懸垂鉄塔です、似たようなルートになっているので並走区間があります。 154kV猪苗代旧幹線No. 323懸垂鉄塔 と猪苗代新幹線No. 196耐張鉄塔 です。 154kV猪苗代旧幹線No. 322懸垂鉄塔(カウンタウェイト付き)と猪苗代新幹線No.195耐張鉄塔です。 154kV猪苗代旧幹線No. 320 耐張鉄塔と猪苗代新幹線No.195耐張鉄塔です。 154kV猪苗代旧幹線No.289 耐張鉄塔 です。 154kV猪苗代旧幹線No. 288懸垂鉄塔(カウンタウェイト付き)です。 154kV猪苗代旧幹線No. 273懸垂鉄塔の連なる鉄塔区間です 。 154kV猪苗代旧幹線No.265 耐張鉄塔 です、主脚に補強が入っています。 154kV猪苗代旧幹線No. 263懸垂鉄塔(カウンタウェイト付き)です。 154kV猪苗代旧幹線No. 261懸垂鉄塔です、 カーネギースチール 製の証の文字が見えます 。 154kV猪苗代旧幹線No. 260懸垂鉄塔(カウンタウェイト付き)です。 154kV猪苗代旧幹線No. 253懸垂鉄塔(カウンタウェイト付き)です。 154kV猪苗代旧幹線No. 240懸垂鉄塔 の連なる鉄塔区間です 。 154kV猪苗代旧幹線No. 229 タイダウン 懸垂がいし装置鉄塔 です、 山岳地で前後径間の高低差が激しい谷間の鉄塔では 両径間の電線が引き上げ状態となり普通の懸垂がいしでは浮き上がってしまうところなので、 下アームに向かってがいし装置を設けて正常な状態に保持しています。 後ろには猪苗代新幹線No.154撚