工業地帯の送電線


小名浜の送電線





 東北電力の泉変電所から出る66kV 日本化成線No.1(現在は小名浜臨海工業線)で、東邦亜鉛線・サミット小名浜エスパワー線・堺化学線が併架されています。
 工場地帯の特高需要家へ供給する電線路をコンパクトにするため、ドナウ型鉄塔にして多回線を懸架します。





 66kV日本化成線No.2(現在は小名浜臨海工業線)です、東邦亜鉛線・サミット小名浜エスパワー線・堺化学線が併架されていますが日本化成線No.1鉄塔よりサミット小名浜エスパワー線だけ番号が小さくなっています。





 66kV日本化成線No.3(現在は小名浜臨海工業線)です、併架送電線と一緒に釜戸川沿いを曲がっています。





 66kV 日本化成線No.4(現在は小名浜臨海工業線)です、この鉄塔から併架送電線の東邦亜鉛線が分岐して単独電線路になります。




 66kV 日本化成線No.5(現在は小名浜臨海工業線)でここからは四角鉄塔です、サミット小名浜エスパワー線と堺化学線を併架しています。
 最下段には電線がない謎の腕金があります、昔は他の特高需要家にも供給していたのでしょうか?

  66kV 日本化成線No.6(現在は小名浜臨海工業線)でサミット小名浜エスパワー線を併架しています。

 ここからは堺化学線を分岐して、No.5にもあった最下段の謎の腕金があります。








 66kV 日本化成線No.7(現在は小名浜臨海工業線)です、ここでサミット小名浜エスパワー発電所からの発生電力を接続して併架しています。
 ここから下段の水平1回線の送電線は小名浜コールセンター支線と名前を変えます。





 66kV 日本化成線No.8(現在は小名浜臨海工業線)です、小名浜コールセンター支線を併架しています。





 66kV 日本化成線No.9(現在は小名浜臨海工業線)です、ここから小名浜コールセンター支線は分岐して単独電線路になります。
 

 66kV 日本化成線No.11(現在は小名浜臨海工業線)です、ここから小名浜精錬線が分岐しています。





 66kV 日本化成線No.12(現在は小名浜臨海工業線)片寄り鉄塔です、この日は片側ジャンパ開放されていて接地中でした。


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